農村舞台は、江戸時代後半から昭和の初めにかけて、農山村の娯楽の場として、神社の境内などに建てられた舞台です。
かつては神事や地歌舞伎などの芸能が演じられてきましたが、どの地域も徐々に活用の回数が減ってきましたが、これまで地域で大切に保存されてきました。
2010年からはじまった農村舞台アートプロジェクトは、そういった農村舞台を会場にアート作品の展示を行うことで、アートを通じて地域とアーティスト、鑑賞者を繋いできました。
今回は、豊田市旭地区に現存する農村舞台5か所の会場に、それぞれ展示するアート作品の募集が行われます。
募集要項などの詳細はコチラをご覧ください。
写真は、農村舞台アートプロジェクト2021(小原地区大坂町熊野神社)河合進氏の作品です。
地元の方の顔がもとになっており、趣味や家業などをインタビューして、イメージにあった隈取をほどこしました。
募集期間:2023年2月5日(日)~3月5日(日)必着
開催期間:2023年9月12日(火)~23日(土)12日間
場所:伊雑神社(太田町)、日下部町農村舞台(日下部町)、加塩神社(加塩町)、野見神社(榊野町)、神明神社(杉本町)
主催:(公財)豊田市文化振興財団
後援:豊田市(予定)