斉と公平太さんのプロジェクト「小原和紙を使った直径5メートルの太鼓」では、豊田市の小原地区で作られている「小原和紙」を使用し、5メートル太鼓の制作をする様子を映像作品にして公開しています。
企画者である斉とさんは現代美術家であり、「オカザえもん」の作者として知られています。
作品は二部構成で前編は斉とさんが太鼓を設計をするところから始まります。
太鼓を完成させるために、様々な素材で制作実験する過程がリアルに見ることができて面白いです。
その後は実際に小原地区を訪れ、小原和紙をリサーチした様子が公開されています。
映像の中では、小原和紙の制作体験ができる「和紙のふるさと」や施設の周辺情報も紹介されており、斉とさんが小原をリポートしています。
ちょっとした日帰り旅行の様な小原リサーチ。
豊かな自然やお食事処など小原を訪れた方なら共感できるかもしれませんね。
後編ではリサーチをもとに実際に小原和紙を使って製作した巨大な太鼓の姿が明らかになります。
設計段階だった太鼓が製作チームの手によって形になっていく様子は圧巻です。完成した太鼓は豊田在住のプロドラマーによって演奏され、音からもその迫力が伝わってきます。
今回は映像作品としての公開ですが、実際に制作された太鼓を見てみたくなりました。
日時:2020年12月15日(火)から公開中
場所:YouTubeチャンネル「斉と公平太の苦肉の策チャンネル」
参加費:無料
主催:斉と公平太
後援:豊田市
※とよたデカスプロジェクト2020入選プロジェクト