小原歌舞伎保存会が8月8日に全三幕による歌舞伎公演を行います。
小原歌舞伎は、江戸時代中期に仁者へ奉納が始まり、娯楽が少ない農村の貴重な楽しみの一つとして、広く親しまれたと伝えられています。
明治中期には万人講(まんにんこう)という俳優一座を結成、県内外で小原歌舞伎は人気を博しましたが、徐々に衰退。
昭和35年に一旦幕を下ろしました。
昭和46年に再び地芝居が農村舞台で上演され復活の兆しがみえた頃、47災害の豪雨により小原は被災。
そこから「こんな時こそ小原を歌舞伎で元気にしよう」と奮起し設立されたのが小原歌舞伎保存会です。
本来なら昨年度に行われるはずだった四十五周年記念公演。
新型コロナの影響で2度の延期を経て、この八月、お目見えします!
[演目]一幕目 義経千本桜 吉野山道行(保存会)
二幕目 菅原手習鑑吉田社頭車曳(子ども歌舞伎)
三幕目 実録先代萩 浅岡御殿の湯(保存会・子ども歌舞伎)
※当日は、小原歌舞伎保存会YouTubeチャンネルにてライブ配信予定
(現在、本公演PR動画配信中)
日時:2021年8月8日(日)13:00開演(12:30開場)
場所:小原交流館「ザ・小原座」
※申込は終了しています※
申込方法:往復はがき(新型コロナウイルス感染予防のため入場制限を行うため抽選)
申込先:〒470-0503 愛知県豊田市前洞町大洞190 永江正人 宛
締切日:7月10日(土)必着
問合せ:090-4859-1199(永江)
主催:小原歌舞伎保存会
後援:豊田市、公益財団法人豊田市文化振興財団、小原地域文化協会、小原歌舞伎伝承事業実行委員会、豊田西ロータリークラブ、小原観光協会