1976年シンガポール生まれのアーティスト、ホー・ツーニェンさんの個展が豊田市美術館で開催されています。
タイトルは《百鬼夜行》。
“奇怪かつ滑稽な100の妖怪たちが歴史絵巻のように闇を練り歩く”という紹介文にあるように、アニメ化された妖怪が歩く映像から展示は始まります。
その後の各展示室も映像作品で構成され、第二次世界大戦中にマレーで活動した日本人が妖怪の姿を借りて登場したり、「マレーの虎」と呼ばれた二人の日本人が登場したり、順を追うごとに展覧会の本質に迫っていく構成になっています。
さらに12月4日(土)からは、産業文化センター内にある喜楽亭で《旅館アポリア》という作品も展示されます。
この作品は、2年前に開催された「あいちトリエンナーレ2019」に出品され、大変好評だったため、今回の個展に合わせての再展示されることになりました。
ぜひ併せてご覧ください。
日時:2021年10月23日(土)-2022年1月23日(日)
10:00-17:30(入場は17:00まで)
※月曜日休館(ただし1月10日は開館)、年末年始(2021年12月27日-2022年1月4日)
場所:豊田市美術館
参加費:一般/1,000円、高校・大学生/800円、中学生以下/無料
※その他、観覧料の減免対象および割引については豊田市美術館のウェブサイトをご確認ください。
主催:豊田市美術館
共催:中日新聞社
助成:芸術文化振興基金
◆《旅館アポリア》
日時:2021年12月4日(土)-2022年1月23日(日)
10:00-16:30(入場は16:00まで)
※月曜日休館(ただし1月10日は開館)、年末年始(2021年12月27日-2022年1月4日)
会場:喜楽亭(豊田産業文化センター内 豊田市小坂本町1-25)
入場料:無料
主催:(公財)豊田市文化振興財団文化事業課