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EVENT|市民ギャラリーで『中世ヨーロッパの彩色写本展-ファクシミリ本でみる黙示録の世界-』が開催されます
中世ヨーロッパ採色写本展-ファクシミリ本で見る黙示録の世界-

ヨーロッパで印刷術が発明された15世紀以前の中世では、本は全て羊皮紙に手書きで作られていました。
 
当時の貴重な彩色写本を精緻に複製したファクシミリ本を中心に、羊皮紙に書かれたオリジナルの写本なども展示します。
 
特に10世紀から13世紀にスペインを中心に数多く制作された「ベアトゥスの黙示録註解書」は、イスラム世界との戦いを黙示録と思い重ねたこともあり、非常に人気の高い写本でした。
 
挿絵は、当時のイスラム美術の影響を受けたモサラベ様式やロマネスク様式で書かれたものが多く、原色を多く使った特徴のある挿絵で、そのイメージの豊かさに驚かされます。
 
今回は19冊のベアトゥス写本をファクシミリ本で一度に見ることができる日本初の機会です。
その他、聖書や時祷書・楽譜などを展示します。
中世にすごした人たちの豊かなイメージの世界をぜひご体験ください。

 

(ライブラリー リエバナ  藤田)

中世ヨーロッパ採色写本展-ファクシミリ本で見る黙示録の世界-

日時:2022年4月28日(木)-5月2日(月)10:00-18:00(最終日は17:00まで)

場所:豊田市民ギャラリー(VITS豊田タウン地下1階)

入場料:無料

※ライブラリー リエバナのウェブサイトはコチラから

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