江戸時代中頃より節句物、縁起物として日本各地で制作された郷土人形を紹介する展覧会が豊田市民芸館で開催されます。
日本各地の郷土人形をはじめ、愛知県内の代表的な土人形の産地、名古屋・三河・犬山の人形などが展示されます。
民藝運動を主導した柳宗悦は、人間と人形の関係について「人間の姿を純化して人形が生まれる」「人間の動作や表情が美しい時、それは人形のように美しい」と語っていたそうです。
コロナ禍で人々の表情が険しさを増しているなか、こうした状況だからこそ、人間の祈りや願い、美しさがかたちとなってあらわれた郷土人形の姿や表情にまなざしを向けてみてはいかがでしょうか。
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日時:2023年1月21日(土)-5月7日(日)9:00-17:00
場所:豊田市民芸館(豊田市平戸橋町波岩86-100)
観覧料:一般/300円 高大生/200円 中学生以下、70歳以上、豊田市内在学・在住の高校生、障がい者/無料(要証明書)
主催:豊田市民芸館
共催:中日新聞社