TAP magazine主催で、ライター講座を9月16日と10月7日の2回にわたり開催しました。
講師はフリーライターの谷亜由子さん。
谷さんはフリーペーパー「ポットラック新聞」「SOCIAL TOWER PAPER」にライターとして携わり、まちの魅力を発信しています。
「話したくなるような雰囲気」を自然に纏っている谷さん。
集まり始めた参加者に優しく話かけ緊張を解きほぐしていく姿が印象的でした。
今回の講座は定員を超える人数の応募があり、参加は抽選となりました。(ありがとうございます!)『書く』ということに興味を持つ方が多いのでしょうか。では、講座の様子をレポートしていきます。
《DAY1》
スライドを使って、谷さんのレクチャーが始まりました。
『ライター』とは何か?という内容から始まり、取材の仕方、記事の書き方、推敲まで。
ライター活動を行う上で重要な要素を、谷さんの経験も交え教えてくださいました。
TAPライターとして2、3年活動してきた私としては、取材や記事の推敲の仕方など、不安に思っていた部分が解消され、全てがタメになるお話ばかりでした。
(一番後ろの席にも関わらず、積極的に質問してしまいました。)
レクチャーが終わった後は、参加者のみなさんの自己紹介を行いました。
アートが好きな人、サウナが好きな人、豊田スタジアムでサッカー観戦が好きな人など、個性様々!
参加理由も「ちょっと勉強してみようかな」と気軽に参加したという方から、もともと自身のSNSやブログに文章を書くのが好きで「もっと文章が上手くなりたい!」という方まで。
1日目の最後には「豊田市内で気になるもの」について800〜1000字以内の記事を作成するという課題が与えられました。
《DAY2》
2日目は参加者が提出した記事をお互いに読み合い、感想を発表しました。
書く以上に、「読む」ということはもっと重要ということがわかります。
「この人の記事は、書体も写真もこだわってて読みやすかった」
「自分の記事のココの文章は、もっとこうした方が良かったかな」
「この記事を読んで、豊田にこんなお店があることを初めて知りました」
様々な感想が飛び交いました。
テーマを『豊田』に絞ってはあるものの、豊田の本屋、カフェ、おいでん祭り、古墳、豊田スタジアムなど、内容はほとんど被っておらず、どれも読み応えのある記事ばかりでした。
中には前回の講座も踏まえ、自ら取材場所の関係者にインタビューを行った方も!
自らの視点だけではなく、店側の想いも書くことで深みのある記事になっています。
谷さんの添削を個別に受け、2回にわたるライター講座は終了。
ちなみに、これを読んでいる方は参加者がどんな記事を書いたのか気になりませんか?
実は、今回受講した方の記事は、11月3日に発行されたフリーペーパー「TAP magazine extra edition-autum 2023」
で読むことができます。
豊田市民文化会館をはじめ、近隣の施設に配架しています。
見かけたら是非お手にとってご覧ください!
森井早紀(TAP magazine 編集部)
アンダーグランドな音楽と美術と映画をこよなく愛すちょっと変わった人。
橋の下世界音楽祭に衝撃を受け、豊田の街に魅力を感じ始める。
自身も作家活動を行なっており、2020年に豊田市美術館ギャラリーで自ら企画したグループ展『HELL THE TRIP』を開催。
豊田の魅力を発信しながら、何やらおもしろいことを企んでいます。