あいちトリエンナーレ2019の会場のひとつ、旧豊田東高等学校敷地内の一角にある体育倉庫を使って展示中のルチカさんにインタビューしました。
-豊田市で活動することに対しての思いはありますか?
展覧会をすることが増えて、色々な人に絵を見てもらうことも増えました。私の絵を見た豊田市の方に優しい声をかけてもらったりもしました。豊田市での活動はそういう優しい人達への恩返しの思いもあります。
-今回の展示はコラージュや立体など色々な作品がありますね!特に思い出のある作品はありますか?
乗っていた自転車がパンクしてしまったのがショックで、その時の自転車を作品にして今回展示しました。 あと小学3年の時のコンテストで「ぜったい入賞してやる!」と思って書いた作品が落ちちゃって…とても悔しかったです。その作品はすごく思い出があります。
-作品のキャプションが物語になっているものがありますね。どんなときに絵を描いていますか?
普段からふと筆を持って絵を描きたくなります!ハッピーな気持ちのときが多いです。いろんな色を重ねたり、色を楽しんでるうちに、その絵のテーマだったり物語が生まれてきます。
-絵を描くこと以外には、どんなことをして過ごしていますか?
今は豊田市の山の中に暮らしていて、ゆったり過ごしています。庭でパパがつくったブランコで遊んだりバスケをしたり。本を読むことも好きで、伝記漫画とか最近は小説にも挑戦しています。でもやっぱり絵を描いてるときが一番多いです!
※タブロイド版「TAP MAGAZINE 10月号」より再掲
へんみ るちか
2008年愛知県岡崎市生まれ。豊田市旭地区在住。
8歳で初の個展を開催。その後、各地域で作品展やライブペインティングの多数の依頼を受ける。
全国規模のこども絵画コンクールで銀賞を受賞し、フランスのルーブル美術館に展示される。
取材:森かん奈(もりかんな)
豊田市出身。
博物館や古美術商など様々な視点からアートを見てきました。博物館とおでんは似ているような気がします。いろんな人やモノが一緒に存在している空間って面白い、その面白さを伝えるにはどうしたら良いか。日々ゆるゆると考えています。おでんの出汁の様な存在になりたいです。