REPORT/COLUMN
INTERVIEW | “キラキラ”した作品が導く、チャレンジの心と人とのつながり オルネフラワー公認校講師/作家・難波晴美さん
難波晴美(オルネフラワー公認校講師/作家)

今回は、アクセサリー作家のteco*cy’s(てこ)こと、木村典子さんのご紹介でオルネフラワー公認校講師で作家の難波晴美さんにインタビューさせていただきました。
 
―今日はよろしくお願いします。さっそくですがオルネフラワーってなんですか?
オーストリアの伝統工芸の技法を用いて特殊なワイヤーとパールやビーズ等と組み合わせてアクセサリーやフラワーアレンジメント等の作品を作るワイヤーワークです。
 

 
―どれもキラキラと輝いていますね。オルネフラワーに出会ったきっかけはなんですか?
4年ほど前に毎年開催されているハンドクラフトフェア(名古屋市吹上ホール)へ初めて行った時です。
沢山のハンドメイドWSの中で一番興味を持ったのがオルネフラワーのお花のブローチでした。ワイヤーなので自分の思う形にできるし、その工程が面白いと思って。
すぐに習いたいと思って教室を探している時、ご縁あってある方に名古屋市天白区の先生をご紹介頂きました。現在もスキルアップの為に通っています。
 
―今はご自身でも教えてらっしゃるんですか?
残念ながら本格的に通って下さる生徒さんは居ません。
単発で体験教室や、マルシェでWSしたりしています。コロナ禍でなかなかそれも思うようには出来ないですけど。
 
―オルネフラワーに出会う前から、制作活動はされていたんですか?
小さな頃から編み物や手芸全般が好きでした。洋裁学校にも通いました。
会社勤めしながら、休日に子供の洋服を作ったり趣味程度に楽しんでました。
そして、長年勤めた会社をいろんな思いがあって定年を待たずに辞めた時に
「次は、ハンドメイドで頑張ろう」と思いました。
 

 
―コロナ禍だとなかなかマルシェへの出店もできないですね。
はい、決まっていたイベントが延期・中止になったりで思うようには動けませんね。
 
―マルシェへの出店などを通じて、teco*cy’sさんたちに出会ったと伺いました。オルネを始められて、友達が増えたとか、人間関係は変わりましたか?
そうですね。悩みを相談できる人が増えました。それまではひとりで考えたりしていたので。
みなさん若くて、私は始めるのが遅かったから、teco*cy’sさんとかみんなについていこうと思って(笑)
SNSで発信することとか、いろんなことを知っているから、教えてもらっています。
もっと早くはじめていればと思ったこともあったけど、今がすごく楽しいから「ま、いいかな」って思ってます(笑)
 
―マルシェではお客さんとの交流もあると思いますが、その点はいかがですか?
最初はどう接していいかわからなかったけど、「これってどうやって作ってるの?」と聞かれたり、お客さまと直接会話できるのは楽しいです。
あと、誰かと一緒に作っているときも楽しい。
人と接することは好きだけど人見知りで(笑)
ひとりで黙々と作る時間と、みんなでわいわいする時間と、そのバランスがいい感じです。
 

 
-これから新しく挑戦したいことは?
オルネフラワーのブライダルコースを習おうと思っています。
作品の幅を広げたいのと、花嫁さんにつけるものをオーダーメイドで作りたいのがあって。
基本、キラキラしたものが好きなんですよ。
オルネフラワーの魅力は自分の考えで、キラキラもできるし、アンティーク調にもできること。
自分の好きなようにできる。
ただ、自由にできる分、自分の技量が試されます。難しいほど燃えるというか。チャレンジしがいがあります。
あと、自分の教室を持つことも目標の一つです。
楽しく一緒に制作できる生徒さんを募集中です。
 
 
作品づくりと人とのつながり。
難波さんの充実した暮らしのお話をうかがって、「私も何か作ることをはじめてみようかしら?」なんて思ってしまいました(自分、不器用ですが。。。)

難波晴美(オルネフラワー公認校講師/作家)

Instagram
 
お気に入りの場所
豊田スタジアム周辺。
河川敷から見るスタジアム、スタジアムから見る豊田大橋や街の風景が好きです。
あと、春に咲く白浜公園の桜並木もとてもきれい好きです。
 
インタビューした場所
カフェ 亀ゴーシュ

 
取材:安井友美(TAP magazine 編集部)
高校時代、演劇部に入ったことをきっかけに舞台芸術や現代アートに興味をもつ。
ぽちぽちと鑑賞活動をしていたら、いつのまにか働く側に。
いつまでたってもなぜだか新人。
演劇、ダンス、現代アート、音楽、お祭り、伝統芸能などなど、ワクワクの海は広大。

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