昨年12月18日(土)に「とよたぷらっとアートセンター[TPAC]」*を開催しました。
この日は、豊田参合館に出没!
豊田市制70周年記念事業の一環として行われている豊田市ゆかりのアーティストと作品をつくるワークショップの1つ「結び目でつくるフェルトのクリスマスリース制作」にお邪魔してきました。
このワークショップでは、豊田市生まれのファッションデザイナー・日下宗隆さんが講師をつとめました。
日下さんは、2012年に名古屋学芸大学大学院メディア造形専攻修士課程を修了。
2017年、ファッションコンテスト「装苑賞」で佳作2位を受賞。
2021年には「令和3年度豊田市文化振興財団豊田文化新人賞」も受賞されています。
日下さん考案のワークショップでは、まず紐に色とりどりの短冊状のフェルトを結び付けた後、紐を輪っかにしリースのベースを作ります。その上にビーズなどのパーツをボンドでくっつけて、飾り付けをし、クリスマスリースを完成させます。
参加者は、意外にも、たまたま通りかかった、という方が多く、日下さんが作った見本リースの可愛いらしさに惹かれたようです。
小さなお子さまも、自分でフェルトの色を選び、順番に一つずつ結び付けていました。
パーツをボンドで貼り付けるときには、手についたボンドがカピカピになっていました(笑)が、「リボンはここにつける!」と自分で配置を決めることを楽しんで、自由にのびのびと制作していました。
「自分で作ったアート作品を自宅に飾る」ことができ、
アートもアーティストも身近に感じることができるワークショップとなっていました。
この豊田市ゆかりのアーティストと作品をつくるワークショップは、1月と2月にも開催される予定です。
豊田市ゆかりのアーティストとお話ししながら、自分のお気に入りの作品を作ってみてはいかがでしょうか?
とよたぷらっとアートセンター[TPAC]*とは
日時:2021年12月18日(土)、19日(日)11:00-17:00
※取材は、12月18日(土)午後
場所:豊田参合館1階アトリウム(豊田市西町1-200)
「豊田市郷土作家美術品購入事業 市民参加プロジェクト」
主催:豊田市生涯活躍部文化振興課
安井友美(TAP magazine 編集部)
高校時代、演劇部に入ったことをきっかけに舞台芸術や現代アートに興味をもつ。
ぽちぽちと鑑賞活動をしていたら、いつのまにか働く側に。
いつまでたってもなぜだか新人。
演劇、ダンス、現代アート、音楽、お祭り、伝統芸能などなど、ワクワクの海は広大。