REPORT/COLUMN
INTERVIEW | 新しいことをやるときは「勢い」が大事! グラスアート作家/アドバンスインストラクター・宇津野敦子さん
グラスアート作家/アドバンスインストラクター・宇津野敦子さん

今回は、オルネフラワー公認校講師で作家の難波晴美さんにご紹介いただき、グラスアート作家で、「グラスアートスタジオRose Drop」主宰の宇津野敦子さんにインタビューしました。
インタビューは、グラスアート教室を開いている豊田市久岡町の教室でお伺いしました。
改装中で普段とは違う場所とのことでしたが、グラスアートの作品がずらりと並んでいます。
 
 
―グラスアートというのを初めて聞いたのですが、どういうものでしょうか。一見、ステンドグラスのように見えるのですが、何が違うのでしょうか。
ガラス板にフィルムを貼っています。
ステンドグラスと違って、ガラスを切ったり、半田づけをする必要がないので、安全で簡単にできます。
フィルムもカラーフィルムや柄があるものまで何百種類とあります。
 
―わぁ、本当ですね。たくさんの種類があるんですね。
作品は図案を考えてから、チャコペーパーに移しとってフィルムを切って作ります。
フチはリード線という鉛の線を貼って作ります。
これもシルバーやゴールドなどの色があります。
裏に接着剤がついているので、シールのように貼ることができます。
 

 
―グラスアートを始めたきっかけはなんですか。
ステンドグラスを習ってみたいと思っていたのですが、身近に教室がなくて。
たまたま近所のお宅で、素敵なステンドグラスの窓があって、そこの方に伺ってみたらそれがグラスアートでした。
しかもそのお宅でグラスアートの教室をやっていたので、これはやるしかない、と始めました。
 
―興味があったからこそつながっていったのですね。教室をはじめたのはどんな経緯だったのでしょう。
インストラクターの資格をとって技術を高めていたのですが、習っていた先生がグラスアートを引退することもあり、そろそろ教室をはじめたらどうかと勧められたからです。
生徒さんは新規開拓するため、最初はいろいろなマルシェでワークショップをしていました。
最近はインスタグラムで知っていらっしゃる生徒さんもいます。
 

 
―今、生徒さんはどのくらいいますか。
在籍で50名、そのうち40名ほどが定期的に通ってくださっています。
カルチャーセンターなどでも教えています。
女性が多く、40~70歳と幅広い年代の方がいらっしゃいます。
 
―生徒さんはどんな作品を制作されますか?
季節ものが作りたいという方が多いです。
例えば3月はおひなさま、4月は桜、5月は兜、6月はあじさいなど。
季節ごと、月ごとに飾ることを想定して作りたいという方が多いですね。
図案は基本的にもともとあるものを使うことが多いですが、生徒さんからこういう作品つくれる?と相談されて、生徒さんの技量に合わせて一緒に図案を考えてオリジナル作品を作ることもあります。
仏像を作っている男性の生徒さんもいらっしゃいました。
 
―1つの作品を作るのにどのくらい時間がかかりますか?
簡単な10センチ四方くらいの作品で、2、3日くらいかかるかと思います。
教室では何回かに分けて作っていくので、色選びで終わることも。
早い人はおうちでやってくる人もいます。
グラスアートはほとんど道具が必要ないので。
 
―作品を作るなかで一番難しいところはどこですか。
貼る順番が一番難しいです。
切り口が隠れるように貼るためです。
オリジナルの図案は生徒さんと一緒に考えながら順番を決めます。
 

 
―今後やっていきたいことはありますか。
娘が日本画を描いているので、娘と展覧会をしたいです。
豊田でやりたいのですが、まだ具体的な場所は決まっていないです。
また、この教室の横のコンテナで、レンタルキッチンを始める準備を進めています。
例えば、お菓子を作って売るためには、保健所の許可が下りている場所で製造しないといけないため、将来自分でお店をやりたい人などが挑戦できるようにしたいです。
教室に来た人に売ることもできると思います。
飲食店許可もとっているのでカフェもやることができます。
この辺りはカフェがないので…。
もう1つのコンテナはDIYのレンタル工房として内装業を営んでいる主人が講師となってワークショップもやる予定です。
 
―ご夫婦でいろいろなことをされているのですね。宇津野さんは新しいことにいろいろ挑戦されていますが、何か秘訣はありますか。
何か始めるのには「勢い」が大事です。やってから修正すればいいし、どうにかなります。
 

 
力強い言葉をいただき、明日から何かはじめよう!と前向きな気持ちになれました。
娘さんとの展覧会が決まったらぜひTAP magazineで紹介させていただきたいです!

グラスアート作家/アドバンスインストラクター・宇津野敦子さん

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豊田のお気に入りの場所
足助の街並みです。
中馬のおひなさんには毎年必ず行きます。

 
植村優子(TAP magazine 編集部)
あいちトリエンナーレのボランティア参加をきっかけに、現代アートの沼にはまりました。
あいちだけでは飽き足らず、全国の芸術祭から、海外の芸術祭まで見に行くようになりました。
全国の芸術祭サポーターと交流する「全国芸術祭サポーターズミーティング」に参加し、
アート仲間をますます増やしています。

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